【ダナンの市場めぐり】ローカルの活気を体感!値切り交渉のコツも紹介
こんにちは、編集部のあさこです。
ダナンには、観光客に人気の「ハン市場」や「コン市場」をはじめ、
地元の人々の暮らしを感じられるマーケットがたくさんあります。
「市場」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?
カゴバッグやベトナム菓子、コーヒー豆など、おみやげ探しにもぴったり。
でも実は、ローカル市場では“試食を勧めながら強気な値段を提示してくる店員さん”との、ちょっとした値段交渉バトルが繰り広げられる場所でもあります!
この記事では、ダナンで訪れたい主要マーケットの特徴と、
初心者でも楽しめる「買い物&値切りのコツ」をご紹介します
ダナンでおすすめの市場3選
① ハン市場(Chợ Hàn)|観光客に人気の定番スポット

基本情報
- 正式名称:Chợ Hàn(ハン市場)
- 所在地:119 Trần Phú, Hải Châu District, Da Nang
- 営業時間:6:00〜19:00頃(店舗によって異なる)
- アクセス:ドラゴンブリッジから徒歩約5分、中心部で観光ルートに組み込みやすい
人気の理由
ハン市場は、ダナン観光で最も有名な市場の一つ。
「ベトナムらしい市場の雰囲気を味わいたい!」という旅行者にぴったりです。建物は2階建てで、清潔感があり、屋内でエアコンが効いているエリアもあるため、初めての人でも訪れやすいのが特徴。
1階には食品やスパイス・お菓子・ドライフルーツなどのおみやげが並び、
2階には洋服・アオザイ・布製品・雑貨・バッグなどがぎっしり。
観光客慣れした店員さんが多く、日本語・英語が少し通じる店もあります。
💡「外国人向け」だから少し高め!
ハン市場は、ダナンで最も有名な観光客向けマーケット。
アクセスがよく、ツアーでもよく立ち寄られる定番スポットです。
そのため、並んでいるのは地元の生活用品ではなく、
外国人が買いやすいおみやげ中心。
ドライフルーツ、コーヒー豆、アオザイ、刺繍ポーチなど、
“ベトナムらしさ”を感じる商品がずらりと並びます。
他の市場よりも清潔で安心感がある反面、価格は観光地価格。
でも大丈夫!
交渉次第で半額以下になることもあるので、トライしてみましょう!
② コン市場(Chợ Cồn)|地元民に愛されるローカル市場

基本情報
- 正式名称:Chợ Cồn(コン市場)
- 所在地:290 Hùng Vương, Hải Châu District, Da Nang
- 営業時間:6:00〜18:00頃(店舗によって異なる)
- アクセス:ダナン大聖堂から車で約4分。少しローカル寄りのエリアに位置
人気の理由
コン市場は、地元の人々の生活をそのまま感じられるローカル市場。
「ダナン市民の台所」と呼ばれるほど、地元の人の日常が凝縮された場所です。
中心にある2階建ての屋内市場と、外側に広がるアーケード式の屋外エリアから構成されており、活気と雑多なエネルギーにあふれています。
1階には、果物・野菜・魚・肉・スパイスなどの生鮮食品がぎっしり。
朝から主婦や料理人たちでにぎわい、まさに“リアルなベトナムの台所”の雰囲気です。
2階は衣料品や食器類のほか、ローカル屋台が並ぶエリア。
ベトナムスイーツ「チェー」やミークアンなどの軽食も楽しめます。
💡「ローカル向け」だから安いけど、交渉は必須!
コン市場はハン市場よりも規模が大きく、価格も全体的に安め。
ただし、観光客はまだ少数派のため、観光客は高めの値段を提示されることがあります。
値札はほとんどないため、電卓で値段を提示 → 半額〜7割を目安に交渉スタート!
まとめ買いするとさらに安くなることもあります。
③ Bắc Mỹ An市場(Chợ Bắc Mỹ An)|ローカルの台所

基本情報
- 正式名称:Chợ Bắc Mỹ An(バックマイ市場)
- 所在地:25 Nguyễn Bá Lân, Bắc Mỹ An, Ngũ Hành Sơn District, Da Nang
- 営業時間:6:00〜18:00頃(店舗によって異なる)
- アクセス:ミーケービーチエリア近く。学生街に隣接し、ローカル感満点。
人気の理由
バックマイ市場は、学生や地元の若者たちに愛されるローカル市場。
観光客向けではなく、地元の“日常”をそのまま感じられる場所です。
市場は、屋根付きのエリアと屋外の屋台通りが一体になった半屋外型構造。
朝から地元の人でにぎわい、開放的で少し雑多な雰囲気が魅力です。
市場には主に果物・惣菜・スパイス・日用品が並び、外側の通りには屋台がずらり。
学生街という立地もあり、お値段もかなりリーズナブルです。
💡:相場を知る練習になる!異文化体験ならここが一番
バックマイ市場は、ベトナムの“生活価格”を肌で感じる練習にぴったり。
外国人価格のない場所だからこそ、ローカルの物価感覚を知ることができます!
屋台では、地元の人々のやりとりを間近で見られ、五感で“暮らしのリアル”を体験できる貴重なスポット。
一方で、衛生面はあまり良いとは言えません。調理環境や食器の扱いなどは日本とは違うため、個人的には雰囲気を味わう目的で訪れるのがおすすめです。
値切り・交渉のコツ
| コツ | ポイント |
|---|---|
| ① 最初は笑顔であいさつ! | “Hello”や“Xin chào”から始めると好印象。 |
| ② いきなり買わずに一周する | 相場をつかむために他の店もチェック。 |
| ③ 値段はまず半額提案 | そこから店員が提示する中間で落ち着くことが多い。 |
| ④ まとめ買いで割引をお願い | 「3つ買ったら安くなる?」はよく通じる。 |
| ⑤ 現金払いが基本 | 小額紙幣(1万・2万VND)を多めに用意。 |
💡 英語や電卓での交渉もOK。
「How much?」→「Too expensive. Can you make it cheaper?」で通じます。
体験談:ハン市場で“おばちゃんの心理戦”に遭遇!
トイレを探してハン市場の中を歩いていたとき、マンゴーの試食をしているおばちゃんを発見。
私は買うつもりなんて全くなかったのですが、6歳の息子がいつの間にかパクッと食べていて……。
「あっ!」と思ったのもつかの間、おばちゃんがにっこり笑って、すかさず2個目を差し出してきたんです。まさに“良心くすぐり作戦”。
断ろうと思ったら、今度は9歳の長男にも別のマンゴーのお菓子を無理やり持たせる始末。
食べる気まんまんの息子たちを前にして、仕方がない…と観念して値段を聞くと——
「500gで180,000VND!」(約1,000円ちょっと)
「高っ!」と思わず声が出ると、「150K?130K?」とどんどん下がり、
「日本より高いよ〜」と私が言うと、おばちゃんは捨て台詞的に「100K!」。
あっという間に半額になりました。
その直後、息子が「もう、漏れそう~!」と言い出したので、交渉を切り上げてとりあえず100Kで購入。
後で調べたら、相場は80〜100Kくらい。結果的に、なかなかいい落としどころでした。
市場で買えるおすすめおみやげ
| 商品名 | 特徴 |
|---|---|
| ベトナムコーヒー(Trung Nguyen など) | ベトナム定番。深煎りで香りが強く、おみやげにも人気。ドリップバッグタイプも◎ |
| ドライフルーツ/ナッツ | 軽くてお手頃。種類が豊富で、試食しながら選べるのも楽しい。 |
| ココナッツ石けん・オイル | 天然素材で香りが良く、スパ好きの人へのギフトにもおすすめ。 |
| ベトナム刺繍ポーチ | カラフルでかわいく、女子旅おみやげにぴったり。まとめ買いにも◎ |
| カゴバッグ/帽子 | デザイン性が高く、写真映えも抜群!ローカル職人の手作り品も多い。 |
注意点
- 貴重品はリュックではなく斜めがけバッグで管理
- 午後は暑く混雑するため、午前中の訪問がおすすめ
- あんまり値切りすぎると印象が悪くなることも。笑顔を忘れずに!
まとめ|市場は“暮らしと出会う場所”
私個人の意見としては、市場では「これが欲しい!」と思える商品はあまり見つかりませんでした。
おみやげを買うなら、路面店やスーパーの方がコスパも良く、品質の安定感もあるように思います。ベトナムの市場では値段が安くても、日本の基準で見たときに“お買い得”と言えるかどうか判断が難しいものも多い印象です。
それでも——
異文化体験として訪れる価値は十分あり!
ローカルの熱気や香り、人々の声に包まれながら歩くだけで、
「旅をしている!」という実感が湧いてきます。
今回は子どもを連れて行きましたが、値段交渉も含めて“リアルなベトナム”を体験できる学びの場になりました!