【ダナンの市場ガイド】ハン市場・コン市場どっちがいい?おすすめ3選と営業時間・値切りのコツ
こんにちは、編集部のあさこです。
「ダナンの市場って、どこに行けばいいの?」
「ハン市場とコン市場ってどう違うの?」
そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
ダナンには、観光客に人気のハン市場や、地元の人に愛されるコン市場をはじめ、
暮らしのリアルを感じられるローカル市場がいくつもあります。
この記事では、主要な3つの市場(ハン市場・コン市場・バックマイ市場)を比較しながら、
営業時間・アクセス・値切りのコツ・買い物ポイントまで詳しく解説します。
ダナンの市場の種類と違い
ダナンの市場は大きく分けて「観光向け」と「ローカル向け」の2タイプがあります。
| 市場名 | タイプ | 特徴 |
|---|---|---|
| ハン市場(Chợ Hàn) | 観光向け | 清潔・アクセス抜群。お土産探しに最適。 |
| コン市場(Chợ Cồn) | ローカル寄り | 地元の熱気と活気を体感。食べ歩きも◎ |
| バックマイ市場(Chợ Bắc Mỹ An) | 完全ローカル | 学生・市民の日常が見られる生活市場。 |
ダナンでおすすめの市場3選
① ハン市場(Chợ Hàn)|観光客に人気の定番スポット

基本情報
- 所在地:119 Trần Phú, Hải Châu District, Da Nang
- 営業時間:6:00〜19:00頃(店舗によって異なる)
- アクセス:ドラゴンブリッジから徒歩約5分、中心部で観光ルートに組み込みやすい
人気の理由
ハン市場は、ダナン観光の定番スポット。
屋内は2階建てで清潔、エアコンの効いたエリアもあり、初心者でも安心して歩けます。
1階は食品・コーヒー豆・お菓子などのおみやげエリア、
2階はアオザイや布雑貨、バッグなどのファッションエリアに分かれています。
💡ポイント:観光地価格だけど交渉で安くなる!
最初に提示される価格はやや高めですが、
「Too expensive!」「Can you give me a discount?」で半額近くまで下がることも。
笑顔で交渉するのがコツです。
② コン市場(Chợ Cồn)|地元民に愛されるローカル市場

基本情報
- 所在地:290 Hùng Vương, Hải Châu District, Da Nang
- 営業時間:6:00〜18:00頃(店舗によって異なる)
- アクセス:ダナン大聖堂から車で約4分。少しローカル寄りのエリアに位置
人気の理由
“ダナン市民の台所”と呼ばれるほど地元密着型の市場。
屋内外に数百の店舗が並び、果物・魚・肉・衣料品・屋台飯がぎっしり。
人気のローカルグルメも見逃せません。
ミークアン(ダナン名物麺)やベトナムスイーツの「チェー」など、食べ歩き天国でもあります。
💡価格は安いけれど交渉必須!
観光客には少し高めに提示されることが多いため、
最初は半額提案 → 中間で折り合うのが目安。
③バックマイ市場(Chợ Bắc Mỹ An)|学生街のローカル市場。超庶民派の雰囲気!

基本情報
- 所在地:25 Nguyễn Bá Lân, Bắc Mỹ An, Ngũ Hành Sơn District, Da Nang
- 営業時間:6:00〜18:00頃(店舗によって異なる)
- アクセス:ミーケービーチエリア近く。学生街に隣接し、ローカル感満点。
人気の理由
特徴と雰囲気
観光客がほとんどいないローカルの生活市場。
学生や主婦が通い、果物・野菜・惣菜・スパイスなどが所狭しと並びます。
ただし、衛生面は日本基準ではありません。
食事よりも見学・写真目的で楽しむのが安全です!
💡:相場を知る練習になる!異文化体験ならここが一番
すべて口頭交渉スタイル。
相場を知る練習や、地元文化に触れたい人におすすめです。
値切り・交渉のコツ
| コツ | ポイント |
|---|---|
| ① 最初は笑顔であいさつ! | “Hello”や“Xin chào”から始めると好印象。 |
| ② いきなり買わずに一周する | 相場をつかむために他の店もチェック。 |
| ③ 値段はまず半額提案 | そこから店員が提示する中間で落ち着くことが多い。 |
| ④ まとめ買いで割引をお願い | 「3つ買ったら安くなる?」はよく通じる。 |
| ⑤ 現金払いが基本 | 小額紙幣(1万・2万VND)を多めに用意。 |
💡 英語や電卓での交渉もOK。
「How much?」→「Too expensive. Can you make it cheaper?」で通じます。
体験談:ハン市場で“おばちゃんの心理戦”に遭遇!
トイレを探して歩いていたら、マンゴーを試食させてくれたおばちゃん。
買うつもりはなかったのに、子どもたちに次々とお菓子を手渡し、
あっという間に「500gで180,000VND!」の展開に。
思わず「高い!」と言うと「150K?130K?100K!」と値段がどんどん下がり、
最終的に半額で成立。
その後、息子が「トイレ行きたい!」と叫び、
慌てて支払って出るというオチでした(笑)
→ 結果的に相場通り。
これも含めて“市場の醍醐味”です。
市場で買えるおすすめおみやげ
| 商品名 | 特徴 |
|---|---|
| ベトナムコーヒー(Trung Nguyen など) | ベトナム定番。深煎りで香りが強く、おみやげにも人気。ドリップバッグタイプも◎ |
| ドライフルーツ/ナッツ | 軽くてお手頃。種類が豊富で、試食しながら選べるのも楽しい。 |
| ココナッツ石けん・オイル | 天然素材で香りが良く、スパ好きの人へのギフトにもおすすめ。 |
| ベトナム刺繍ポーチ | カラフルでかわいく、女子旅おみやげにぴったり。まとめ買いにも◎ |
| カゴバッグ/帽子 | デザイン性が高く、写真映えも抜群!ローカル職人の手作り品も多い。 |
注意点
- 午前中の方が涼しく、混雑も少なめ
- 貴重品はリュックではなく斜めがけバッグで管理が安心
- しつこい客引きには笑顔でスルー
- 値切りすぎはNG。お互い気持ちよく取引するのがマナー
まとめ|市場は“暮らしと出会う場所”
私個人の意見としては、市場では「これが欲しい!」と思える商品はあまり見つかりませんでした。
おみやげを買うなら、路面店やスーパーの方がコスパも良く、品質の安定感もあるように思います。ベトナムの市場では値段が安くても、日本の基準で見たときに“お買い得”と言えるかどうか判断が難しいものも多い印象です。
それでも——
異文化体験として訪れる価値は十分あり!
ローカルの熱気や香り、人々の声に包まれながら歩くだけで、
「旅をしている!」という実感が湧いてきます。
今回は子どもを連れて行きましたが、値段交渉も含めて“リアルなベトナム”を体験できる学びの場になりました!