
2016年夏ホイアン旅行記11 ホイアンのランタン祭りに行ってきました
ランタン灯る夜の様子が人気のホイアンの街。普段でも十分魅力的ですが、毎月旧暦14日にあたる満月の夜にはランタン祭りが開かれて、その魅力が一層引き立ちます。
私たちが滞在した2016年の夏は、ちょうど滞在中の16日にランタン祭りが開催され、私たちもその様子を体験することが出来ました。
ホイアンの民家ではこの夜は電気を消し、ランタンの灯りだけで過ごすそう(と言っても、旧市街の店舗内の最低限の灯りはついています)。歴史的なホイアンの町をランタンとロウソクの灯りが照らし、幻想的な雰囲気を味わうことができますよ。
夕方から川沿いのお店にGO
ランタン祭りの日は、街が混みあうと聞いていましたので、私たちはまだ日暮れには早い時間から旧市街へ出かけることにしました。街を歩いていると、あちこちでお店の前にお供えをしてお線香をあげている方々が。
ベトナムでは毎月旧暦の1日と15日にこのようなお供えをするらしいので、その関係なのか、もしくはランタン祭りだからなのか、お盆だからなのかな。
詳細はちょっと分かりませんでしたが、いずれにせよ、私たちにとっては異国情緒を感じさせてくれる素敵な風景でした。
17時前から、川沿いのお店(当時は1階にリバービューの席があったカーゴクラブ)に待機して、ドリンクと久々のケーキ。その後はビールと早めの夕食を頂きながらのんびりと時間が過ぎるのを楽しんでいました。
※この作戦はとてもお勧め。ぜひトゥボン川が眺められるお店に、早めに陣取って(或いは予約して)夕暮れまでのひと時をお過ごしください。とっても優雅ですよ~。
しばらくすると、何やら賑やかなお囃子のような音が聞こえてきます。
何だろうと、川沿いの道を覗いてみると、どうやら時代行列のようなお練りが出ているようです。先頭は龍ですね。
そのあとは婚礼行列かと思いましたが、これは朱印船かな?各国との貿易が主題なのかしら。
ランタン祭りだからなのか、盂蘭盆会の関係なのか、または全く別のことなのか時代行列の内容は分かりませんでしたが、素敵な光景を見られて楽しいひとときです。
お練りが過ぎてしばらくすると、いよいよ日暮れが近づいてきました。そろそろ食事も終わったので私たちも外に出てみることにしました。
通りのランタンに明かりがともりはじめ、川に灯篭を流す舟が出て…。
ランタンの灯りがふんわりと灯り始める夕暮れまでのマジックアワーは本当に幻想的で素敵。写真を撮るにも最適の時間帯です。
その後もランタンの灯りを求めてブラブラと旧市街を歩きました。普段よりぐっと照明が少ないため、闇夜にランタンが浮かんでいるような雰囲気で、昔にタイムスリップしたような感覚を味わえました。
他の方のブログ等によれば、ランタン祭りの日に電飾の山車をご覧になった方もいらっしゃったり、私たちのようなパレードを見た方もいらしたりするのですが、ベトナムだけにまだまだ公式情報も少なく、どんな時にどのようなものが見られるのかハッキリしないのは残念です。
皆様もランタン祭りの日にホイアンにいらっしゃることがあれば、ぜひ旧市街にお出かけくださいね。いつもとは違う光景が見られると思います!