フエ 阮朝王宮

2016年夏ホイアン旅行記6 フエの王宮(阮朝王宮)へ! 乾期の観光はエコカーがお勧め

2016年夏ホイアン子連れ旅行記6回目の内容は、フエでの最大の目的である、フエの阮朝王宮観光についてです。

フエの世界遺産を観光しよう

1802年から1945年までの143年間にわたってベトナム最後の王朝の都がおかれたフエには、現在も多くの遺跡が残っており、フエ建造物群として世界遺産に登録されています。

フエ王宮内の様子

日本からもフエの世界遺産を見学するツアーはありますが、慌てて準備しなくても、現地(ダナンやホイアン、或いはフエ)に到着してからでも、ホテルのデスクや旅行会社等で王宮をはじめフォーン川界隈に点在する遺跡を巡る1日ツアーを予約することができます。

多くはバスとボートで移動するツアーで、効率よく各遺跡を回れるので、大人だけの方はもちろん、家族旅行でもお子さんがある程度大人と共に行動できる年齢のファミリーにはお勧めだと思います。フエ現地で申し込んだ場合、主要な遺跡を数か所バスとボートで回る1日英語ガイド付きツアーが、20~30ドル程度だったと記憶しています。

今回私たちは1歳の子連れであること、乾季の猛暑の中子連れで1日ツアーに参加するのは子供はもちろん、抱っこで歩く親の方にも負担が大きいであろうことからツアーは断念して、個人で王宮のみの見学をすること選択しました。

ホテルからシクロで王宮に移動

阮朝王宮は、数あるフエの建造物群の中でも絶対に外せないフエを代表する観光スポットです。多くの観光客が滞在する新市街からもほど近く、子連れでも無理なく観光できる移動距離なのが嬉しいところ。

私たちがフエに滞在したのは8月の中旬。晴れの日が続きとにかく暑かったので、できるだけ涼しい時間を狙い、到着翌日の朝食後にすぐ出発しました。

タクシーでももちろん行けますが、せっかくのベトナムなのでシクロにも乗ってみることに。フロントで王宮までの適正価格を教えてもらって(こういったことは、フロントで教えてもらえますので、どんどん聞きましょう!)、ホテル前に待機していたシクロに価格交渉しました。

※ちなみに、フエの王宮は英語では「シタデール(citadel 城塞の意味)」です。「パレス(palace)」等では通じないようですのでご注意くださいね!

私たちが泊まっていた、センチュリーリバーサイドホテルフエの前には、このようにたくさんのシクロが待機してました。比較的大型のホテル前ではそう苦労せずに乗れるのではないかと思います。(王宮付近でも簡単に見つかります)

ホテル前のシクロ

基本的にシクロは大人一人乗りのようですが、小学生以下の子供たちを1人で乗せるのは心配ですので、我が家は夫と次女、私と長女の組み合わせで2台に乗せてもらいました。

フエではまだシクロが観光の足等として活躍しているらしく、シクロも車道を走るので、車道は車とバイクとシクロで結構カオスです。ホイアン旧市街の完全な観光目的のものとは異なる模様。タクシー以外で車道を走ることは普通はありませんので、なかなか楽しい経験でした。
フエのシクロ ノンビリとシクロで走り10分もしないうちに王宮へ到着。

世界史の教科書でも見たことのある、阮朝王宮の姿が目前に!やはり、こういう歴史的建造物を見るとテンションが上がります!

フエ 阮朝王宮

しかし、テンションがアップしたのも束の間・・・。暑い。とにかく暑い。朝を狙ったのに、9時ごろから既に酷暑です。各国からの観光客も既に汗だく。

都会から観光に寄っているらしいベトナムマダムたちは、女優のような大きなつばの帽子や、日傘で完全防御態勢。見習うべきでした。

フエ王宮 大和殿

私たちも入場料を払い中に入りはしましたが、北京の紫禁城を模して造られたというだけあり、敷地内を歩いて見学して回ると2時間ほど掛かるとのこと。この暑さの中、1歳児を連れてどうやって観光したものか・・・と途方に暮れそうになりました。

暑い時期や子連れ旅行に絶対お勧めのエコカー観光

せっかくここまで来たけれど、いったいどうしたものやら・・・と思っていたら、どうやら構内を見学するのに使える、エコカー(電気自動車)が走っているようです。(エコカー乗り場は電気自動車の乗り場は、王宮門の正面にある大和殿を過ぎてすぐを左折した一角にありました)

7人乗りの自動車を申込者のグループで貸切ることができ、王宮内を楽々観光できるというもの。受付(英語が通じました)には料金表もあり、安心して利用できました。

王宮内の主要スポットに片道で連れて行ってくれるコース、王宮内を巡るコースなどいくつかのコースがありますが、私たちは45分~1時間程度で王宮を一周してくれるコースを選びました。

フエ王宮 電気自動車 エコカー

2016年8月現在、1時間コースの料金は人数に関係なく車1台あたり30万ドン(当時のレートで約1500円程度)。主要なスポットでは下車して10分ほど見学ができます。

エコカーでのツアーを選択したことで、時間の節約はもちろん、暑さや疲れを大幅に軽減でき、1歳児への負担を減らしつつ主要なポイントを効率的に観光したい私たちにはとても良い選択だったと思います。ガイドブック等に掲載されていないためか、あまり利用している方はいませんでしたが、乾期の王宮観光には、ぜひエコカーを検討されることをお勧めします♪

ただ、一つだけ残念なことが。私たちはエコカーの存在を事前に知らなかったので、行き当たりばったりで乗ることになり、その結果、閲是堂での民族音楽鑑賞や王宮内のカフェに行けませんでした。(戻るという選択もありますが、暑さでその元気もなし)

この記事をご覧になった皆様はぜひその辺りを事前調査の上ご利用くださいね~。

※閲是堂での王宮舞踊音楽公演は1日に2回、午前10時と午後3時に各40分間。

※王宮内のカフェ「四方無事楼 / Lầu Tứ Phương Vô Sự」。王宮北門すぐ(らしい)

乗り方は分かりませんでしたが、馬車で回っている方もいましたので、馬車乗り場もあるのかもしれません。

エコカーで巡った王宮内の様子

王宮内のフエは、ベトナム戦争の激戦地であったこともあり、王宮内にも戦争の爪痕が生々しく残っています。

破壊された壁

既にほぼ失われてしまった建物もあり、世界遺産に登録されている建築物の中では決して保存状態が良いとは言えないのではないかと思います。

ですが、もちろん現在も往時の栄華を残す建物はたくさん残っていますし、当時の文化を知るだけでなく、戦争という人類の負の遺産を改めて考えるきっかけとなる場所でもあり、特に子連れの旅行では学ぶことが多いのではないでしょうか。

ベトナム中部旅行で時間の許す方には、ぜひ訪れて頂きたいスポットです。

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