【体験レビュー】ホイアンで感性が整う滞在 |“好き”が見つかるホテル『Son Hoi An Boutique Hotel & Spa』
こんにちは。
編集部のあさこです。
人気が高まり続けているベトナムの古都・ホイアン。
この街では近年、オーナーの思想や美意識が空間に反映されたブティックホテルに注目が集まっています。
歴史ある街並みに身を置きながら、ただ泊まるだけではなく、
- 感覚を研ぎ澄ます
- 自分の内側に余白をつくる
そんな時間を過ごしたい人に向けて、今回ご紹介したいのがSon Hoi An Boutique Hotel & Spa(ソン ホイアン ブティックホテル&スパ ) です。
2022年8月に開業した比較的新しいホテルで、私が宿泊したのは 2025年12月。
結論から言うとここは、インスピレーションが静かに高まり、感性が整っていく滞在ができるホテルでした。
Son Hoi An Boutique Hotel & Spaとは?

Son Hoi An Boutique Hotel & Spa は、ホイアン旧市街の入口から徒歩約5分という静かな場所に佇むブティックホテルです。
黄色の壁に映えるアート、白いランタン、壁に絡まる緑のツタ。
外観からすでに、視覚や感覚に静かに語りかけてくるような存在感があり、周囲のホテルとは一線を画しています。
一方で、その印象とは裏腹に、運営しているのはファミリー経営のこじんまりとしたホテル。
強い世界観を持ちながらも、どこか人の気配が感じられる、やわらかな空気感が漂っています。
このホテルが心地よい3つの理由

1|旧市街の熱気から少し離れることで、生まれる余白
Son Hoi An Boutique Hotel & Spa は、観光の中心地から少し距離を置いた、落ち着いたエリアにあります。
徒歩1〜2分圏内には高級ホテルや評判の良いレストラン、カフェも点在。
便利さを保ちつつ、街の熱気から一歩引いた場所にあるのが、このホテルの特徴です。
賑やかな旧市街でしっかり「遊び」、一日の終わりに、この静かな場所へ戻って気持ちを「整える」。
旅の流れの中に、自然と余白が生まれる立地だと感じました。
2|世界観が強いのに、アットホームな距離感
アートやデザインへのこだわりが随所に感じられる一方で、ホテルとゲストとの距離感はとても自然。
必要なサービスはきちんと行き届きつつ、ホテルに戻るとさりげなく声をかけてくれるフロントスタッフの存在が印象に残ります。
エッジの効いた世界観とは対照的に、肩の力を抜いて過ごせる空気感。
感性を刺激する空間でありながらも、気取らずいられる居心地の良さがあります。
3|見た目からは想像できない、コストパフォーマンスの良さ
ホテル予約サイトの中では、Agodaが比較的安い価格を出していることが多い印象です。
大人2名・朝食付き・税サ込で検索した際の価格帯は以下の通りでした。
宿泊料金は、1泊1室約7,000〜9,000円前後。
私が宿泊した2025年12月は、スーペリア クイーンルームが 7,400円 でした。
2名利用であれば、1人あたり 約3,700円。
新しくきれいな客室、プール付き、世界観のあるブティックホテルという条件を考えると、かなり良心的な価格設定です。
有名スパと組み合わせて滞在できる点も含め、「品質も価格も妥協したくない人」にとって、納得感のある一軒だと感じました。
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《体験レビュー》感性が整っていく滞在|館内と客室を正直に
エントランス|一歩入った瞬間から、感覚が切り替わる

外観は、やさしい黄色の壁に、道沿いに配置された現代アート。思わず足を止めてしまう佇まいです。
中に入ると、空気が一変。アートギャラリーのようなロビーが広がります。
私が訪れた12月はクリスマスツリーが飾られていて、温かいのにクリスマスムードが全開でした。

色使いが多いのに、不思議とまとまりがあり、印象に残る。視覚よりも先に、感覚に静かに作用してくる空間です。
館内に入るとすぐに荷物を預かってくれ、チェックインはとてもスムーズ。
部屋の準備を待つ間には、さりげなくウェルカムティーを提供してくれました。

ほどなく部屋へ案内され、エレベーターで上層階へ向かいます。
廊下やエレベーターホールにもアートが点在し、移動そのものが、感覚をひらく時間になっていきます。

客室|“映える”よりも、“落ち着く”が先に来る

宿泊したのは、スーペリア クイーンルーム(23㎡)。
コンパクトながら、
- 広めのベッド
- 独立したデスクとソファ
- 計算された照明
が配置され、窮屈さは感じません。

特に印象的だったのは、細部まで「統一された美意識」。
部屋に置かれたレザー調のバッグひとつとっても、「意味のある違和感」として空間に溶け込んでいました。

設備と使い勝手|五感に響く、実用性のある小物たち

客室に置かれているこちらの レザーバッグ は、ホテルステイの間、自由に使ってOKとのこと。
気に入った場合は、購入することもできるそうです。
正直、最初は「これは何に使うんだろう…?」と思いましたが、
プールに行くときや、ちょっとした外出時に使う想定なのかもしれません。
テレビ下のガラス棚には、お水、ティー&コーヒーセット、ケトルが用意されています。

冷蔵庫内のドリンクは有料ですが、ビールは 25,000VND(約150円)〜 と、ホテル内としてはかなり良心的な価格帯。

さらに、このホテルは ランドリーサービスも非常に良心的 で、1kg 50,000VND(約300円) で対応してくれます。
ホイアンには、ランドリーサービスを行っている個人店が多く、ホテル周辺にもいくつか見かけました。
ただ、ソンブティックのランドリー料金は個人店とほぼ変わらない価格設定。
それであれば、移動の手間がなく、安心感のあるホテルサービスを利用するのがおすすめ です。
私も今回の滞在中に溜まった洗濯物をまとめてお願いしましたが、仕上がりはとても丁寧で、きれいにたたんだ状態で返却してくれました。
また、お部屋内には 独立した洗面台とドライヤー が用意されています。
2人で利用する場合でも、シャワーやトイレを使っている間に洗面台が使えるのは、かなり便利だと感じました。

トイレはこんな感じで、隣にシャワーが付いています。
シャワーとトイレの間には一部仕切りがありますが、完全に区切られているわけではないので、少し大人向けの仕様 です。

アメニティは、歯ブラシ・シャワーキャップ・カミソリ・綿棒など、必要最低限のものはひと通り揃っていました。
ボディソープとシャンプーはありましたが、コンディショナーは置いていませんでしたので、注意が必要です。
正直に書く、気になった点(3点)
- シャワーに仕切りがない
水が周囲に飛びやすいので、気になる方は注意。 - ドレッサー周りの照明が暗め
おしゃれですが、メイク時には少し暗く感じました。 - Wi-Fiがやや弱め
スタッフに対応してもらいましたが、
ワーケーション予定の方は不安を感じるかもしれません。
プール|“泳ぐ”より癒される場所

プールはホテル内に1か所。
中庭のような造りで、吹き抜けになっています。

プールサイドにも絵画が飾られており、雨の日や夜には、わざわざ撤去されていました。
壁にはツタが絡まり、屋外ではないものの、緑に囲まれた癒しの空間。

広さは十分で、浅いエリアもありますが、はしゃぐためのプールというよりも、
- 静かに過ごす
- プールサイドでくつろぐ
といった、大人向けのプールだと感じました。
夜のバーで起きた、ベトナムらしい想定外

夜は外で食事を済ませていたのですが、ホテルに戻ると、少し小腹が空いてきました。
そこで、ホテル内のバーでモヒートと、軽いおつまみ感覚で 揚げワンタン を注文。
揚げワンタンの価格は 129,000VND(約710円) です。
外で食べるよりは、
「ホテルだから少しお高めだよね〜」
なんて思っていたのですが……

運ばれてきたのは、想像の3倍サイズ、手のひらほどの巨大揚げワンタン。

あまりの大きさに、思わず絶句してしまいました(笑)
「ちょっとつまむ」レベルではなく、完全に 一品料理。
このボリュームを考えると、価格はホテル内としては やっぱり良心的 です。
味もとてもおいしかったです。
洗練された世界観のホテルだからこそ、こうした いい意味での想定外も、ベトナムらしい体験でした。
朝食|シンプルだけど、質重視

朝食は、午前 6 時 45 分から午前 9 時 45 分まで。
私はレストランのテラス席でいただきました。
前日は雨があがってキラキラ輝いていて、コーヒーを飲んでいるだけでも癒される景色。

食事はビュッフェ形式で、全体的にシンプルだけど、欲しいメニューは全部そろっています。

ハーブたっぷりのフォーもあり、前日に食べすぎてしまった私の胃袋も、浄化されました。

品数が多いわけではありませんが、野菜をふんだんにつかったお料理や揚げ物、ごはんもの、パンなどのバランスはとても良いです。

エッグステーションもあり、野菜入りオムレツなどをつくってくれます。スタッフさんも笑顔が素敵でとっても親切。

私のお気に入りはこちらのバナナブロッサムのサラダ。ベトナム料理は野菜たっぷり、蒸し調理が多くて、食べても罪悪感がないのがうれしいかったです。
スパについて|“整える旅”を完成させる、併設スパ

今回は利用しませんでしたが、
ソンブティックホテルは ホイアンでも評判の高いスパを運営しているホテル でもあります。
スパはホテル館内ではなく、旧市街エリア に位置しており、
宿泊者だけでなく、地元の人や観光客など 一般利用の方も多く訪れる人気スパ です。
特徴的なのは、
いわゆる「マッサージ中心のスパ」ではなく、
トータルビューティーを体験できる施設 であること。
- マッサージ・ボディトリートメント
- 本格的なエステメニュー
- 温浴施設
- ビーガン食を中心とした食事体験
- ネイルメニュー
などが揃い、
“整える・癒す・満たす” を一度に体験できる場所として支持されています。
なお、ホテル宿泊者は施術料金が10%オフ になる特典も。
「ホテル付属のスパ」というよりも、
質の高いスパと組み合わせて滞在できるホテル
と捉える方が、イメージしやすいかもしれません。
詳しい内容や最新情報は、公式サイトをご確認ください。
シャトルバス・送迎について
ホテルからは、旧市街 と アンバンビーチ(旧市街と反対側) 方面へ、シャトルバスが運行されています。
ただし、ベトナムではタクシーアプリ(=Grab)がとても安いため、「タイミングが合えばシャトルバスを利用する」くらいの感覚でちょうどいいと思います。
シャトルバスの本数
- 旧市街行き:1日3本
- アンバンビーチ行き:1日2本
また、ダナンへの移動については、ホテルの 専用タクシー(ホテル送迎) を利用することも可能です。
私が利用した時間帯は、Grabよりもホテルタクシーの方が安かった ため、今回はホテル送迎を選びました。
※Grabは時間帯や需要によって、価格が変動します。
おまけ|ホテルに込められた、オーナー夫妻の物語

ソン ブティック ホテルは、洗練されたブティックホテルでありながら、実は 家族経営のホテル なのだそうです。
オーナーは、ホイアンの 13人兄弟の12番目 として生まれ、幼少期は兄弟とともに両親の仕事を手伝いながら暮らしていました。
やがてホイアンの観光業が発展していく中で、
「いつかこの街で、自分のホテルを持ちたい」
という夢を抱くようになり、働きながら資金を貯め、さまざまな事業に挑戦する中で出会ったのが、後に妻となる ソン氏 でした。
ホテル名の「Son」は、実はオーナーの妻の名前 に由来しています。
長年の挑戦の末、コロナ禍による中断を乗り越え、2022年8月にホテルは開業。
館内のモチーフやロゴには、家族への感謝や、幼少期の記憶がさりげなく込められているそうです。
そんな背景を知ると、このホテルの空気感がより温かく感じられるかもしれません。
まとめ|感性が、静かに整っていくホテル

ソン ブティック ホテルは、いわゆる大衆向けのホテルではありません。
けれど、空間を楽しみたい人、旅先で感性を整えたい人には、とても相性のいいホテルだと感じました。
これだけ世界観がありながら、価格は驚くほど良心的。
ホイアンで、じっくり自分の感性に向き合いたい方へ。
泊まること自体が特別な体験になるホテル です。
基本情報と予約方法

- ホテル名:Son Hoi An Boutique Hotel & Spa
- 住所:114/4 Đào Duy Từ, Phường Minh An, Hội An
- チェックイン:14:00
- チェックアウト:12:00
- 公式サイト:https://sonhoianhotel.com/
各種予約サイトより予約ができますが、私は最安値が多いagodaを使っています!







