【体験レビュー】ホイアンで一番“かわいい”田んぼのリゾートホテル｜Reu Boutique Hotel で味わう静かな贅沢

こんにちは。編集部のあさこです。

ベトナムのホイアンといえば、黄色い壁にランタンが揺れる世界遺産の街。

私もあの街並みが大好きなのですが
正直、人が多くて疲れてしまうこともあります。
そんな時、私はあえて 旧市街ではない場所 に宿をとります。

実は私、ホイアンに旧市街でもビーチでもない お気に入りの場所 があるんです。

──それが、 「田んぼ」

空と田んぼに挟まれるような静けさ。
忙しさから離れて、心が自然と深呼吸をはじめるあの感じ。

そんな世界観をまるごと味わえるのが、
今回ご紹介する Reu Boutique Hotel（ルー ブティックホテル） です。

Reu Boutique Hotel ってこんなところ

Reu Boutique Hotel は、旧市街とアンバンビーチのちょうど中間に位置する、静かな田園地帯に佇むデザインホテルです。旧市街の日本橋からは車で約10分。

2024年6月オープンの比較的新しいホテルで、どこを切り取っても“アート”になる緻密な設計は、ベトナム国内で数々のデザイン賞を受賞している建築家によるもの。

そして、周囲に本当に“何もない”環境すら計算されていて、この静けさが 「本質的なラグジュアリー」 を生み出しています。

旧市街の喧騒に少し疲れた “通” の旅行者たちが惹かれて訪れるホテルです。

こんな方におすすめ

• 静かな環境でゆっくり過ごしたい
• 自然の中で整うような旅がしたい
• アート性・デザイン性の高いホテルが好き
• 高級感よりも“本質的な贅沢”を重視したい

逆におすすめしない方

• 刺激の多いエリアが好き
• とにかく観光を詰め込みたい
• 利便性が最優先
• 夜の明るいホテルを好む

1泊いくらで宿泊できる？

2026年3月、Agodaで大人2名・朝食込み・税サ込みで検索した価格帯は以下の通りです。

🏨 Reu Boutique Hotel（agoda)

＼ 私が泊まったとき ／
スーペリア ダブル：1室 約9,400円（朝食込み）

滞在レビュー

周辺環境 | 到着までの道のり

この日の旧市街は想像を超える混雑。
「これが噂のオーバーツーリズム…？」なんて妹と話しながらタクシーに。

ところが旧市街を離れて数分で、車窓は 田んぼの緑だけが続く静かな世界 へ。
さっきまで人混みの中で急いでいたのに、視界いっぱいの田園風景に一気に癒されました。

しばらく進むと、田んぼの中に ぽつん とピンクの陶器のような建物が現れます。

細い道を進むと、ムーミンの世界にありそうな愛らしいホテルが目の前に。

フロント | チェックイン

ワクワクしながら館内へ。
フロントは飾らない優しい雰囲気で、温かみのある空気が流れています。

席に案内されると、ピンク色のウェルカムドリンク と冷たいおしぼりのサービスが。
混んでいなかったこともあり、チェックインはとてもスムーズでした。

廊下｜客室フロアへ

客室へ向かう廊下は、曲線を描く洞窟のような造り。
ところどころに小さな屋根の装飾がついていて、思わず写真を撮りたくなる可愛さでした。

エレベーターを降りると、そこには “小さなおうちが並ぶ村” のような世界が広がっています。
子どもが一緒なら喜ぶこと間違いなし。

お部屋 |「かわいい～」が止まらない

今回泊まったのはホテルのご厚意でアップグレードいただいた 「デラックス ダブル」（40㎡）。

ドアを開けた瞬間、童心に戻るほどの可愛さで、建築家の遊び心が細部にまで宿っています。

昼は自然光で開放的（上）、夜はふんわりと“洞窟感”が増して落ち着く（下）感じ。
時間によって表情が変わる不思議な空間です。

そして主役はやっぱりこれ。

窓いっぱいに広がる “田んぼビュー”

ウェルカムフルーツをいただきながら、
静かな田園風景を独り占めする時間は最高の贅沢でした。

お部屋の設備 | 気になる水回りも

個性的な洗面台＆トイレ

タオル・ドライヤー・ハンドソープ・アメニティ（歯ブラシ、コットン＆綿棒など）

お風呂

バスタブ付きで、窓から田んぼが見えるのが最高。
シャンプー・コンディショナー・ボディソープあり。

お水＆ミニバー

無料のお水は瓶ボトルで1人1本。

コーヒー・ナッツは無料、クッキーは有料。

ミニバーあり（コーラ・スプライト・地ビールなど）。

その他

• エアコンは新しく効き良し
• テレビはなし
• スリッパ代わりのビーチサンダルあり
• Wi-Fiあり

プール｜田んぼのインフィニティプール

お部屋チェックの後は、“絶景”とうわさのプールに直行しました。

実際に目にした光景は、その評判どおりの絶景――。

ホテルのカーブに沿うように 約140㎡のプール が続きます。
営業時間は 7:00〜19:00。

11月のホイアンは真夏ほどの暑さではありませんが、田園風景を楽しもうと多くの宿泊客が利用していました。

浮き輪で遊ぶ親子、読書を楽しむ旅行者──
眺めているだけで日々の疲れが癒されていくような空間。

私も「ここで一日中本を読みたい」と思ったほどです。

朝食｜朝マルシェのようなビュッフェ

翌日は、お楽しみの朝食で一日をスタート。
朝食の時間は 6:30〜10:00、1階のレストランでいただきます。

ここはただの食事会場ではありません。
手作り陶器・カラフルな野菜・吊るされたニンニク…
まるで“小さなマルシェ”のような世界観です。

エッグステーションの卵料理は、新鮮で丁寧。

農園で採れた野菜は、生でも甘みが感じられるほどフレッシュ。

パン、ドーナツ、タルトなどの焼き菓子も並びます。

種類は高級ホテルほど多くはないものの、一品一品のクオリティが高く大満足でした。

特に印象的だったのは、
プールサイドでいただくハーブたっぷりのフォー。

静かな田園と風を感じながらの朝食は、最高の体験でした。

その他の施設・サービス

スパ（洞窟のような空間）

今回は利用しませんでしたが、地下に洞窟風スパがりました。
営業時間：9:00–22:00
オイル系のマッサージは60分580,000VND（約3,600円）〜

シャトルバス

旧市街（約10分）・アンバンビーチ（約15分）へ。
午前・午後の1日2便の無料シャトルバスを運行しています。

レンタサイクル

田園風景の中を自転車で走れるのは、ここならではの体験。
先着順だそうです。

良かったところ・気になったところ

良かったところベスト3

1位：田んぼのインフィニティプール

2位：朝食がとても美味しい

3位：田んぼビューを楽しめるお風呂

気になったところ（正直レビュー）

• 夜は室内が暗い（特にバス・トイレ）
• プールは小さめで混雑時は少し狭い
• 周囲に何もない（観光メインには不便）
• 夜の騒音（深夜まで音楽が聞こえた。部屋次第）

ただし──
これらをすべて吹き飛ばすほどの魅力がありました。

まとめ

Reu Boutique Hotel は、
“余白と自然の贅沢”を味わえるホイアンでも唯一無二のホテル。

田んぼと空に抱かれて、心がゆっくり深呼吸していく。
観光だけでは味わえない “整う旅” を求める人に、心からおすすめしたい場所です。

基本情報（Reu Boutique Hotel）

住所：128/9 Lý Thái Tổ, Cẩm Châu, Hội An
電話番号：(+84) 235 397 9999
チェックイン：14:00
チェックアウト：12:00
公式サイト：https://reuboutiquehotel.com/
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