
ダナン・ホイアンの気候とお勧めの服装
この記事では、ダナン・ホイアンエリアの気候や、その時期の過ごし方、服装について紹介します。
ベトナム中部に位置するダナン・ホイアンは、熱帯モンスーン地帯に属しており、年間を通じてほぼ初夏~夏のような気温の地域です。
一般的に3月から8月までが乾季、9月から2月までが雨季と言われており、季節によって楽しめる旅行スタイルが異なってきます。
おおよその気候を表にしてみると、こんな感じです。
台風シーズンの8月末~11月は旅行に若干不安がありますが、他のシーズンはいずれも、季節に応じた楽しみ方が出来そうです。以下で各季節について調べたことや経験談を詳しく解説しています。
3月~8月のベストシーズン
ダナン、ホイアンのベストシーズンは3月~8月の乾期の時期です。
【3月~4月】
2月末ごろから気温が雨が少なくなり、4月頃までが観光のベストシーズン。
気温もそこまで高くなく比較的過ごしやすい季節だそうです。海やプールも楽しめ、街歩きをするにも暑すぎないこの季節はお勧めだそうです。ただし、紫外線は強いため、紫外線対策のサングラスや帽子、日焼け止め等は必須です。
【5月~8月】
本格的な南国の夏です。海の透明度も一番高く、南国リゾートを体験するには良い季節です。ただし、非常に暑く、昼間に観光するには暑すぎると言えます。
私たち家族は8月に行きましたが、とにかく暑い。ダナン・ホイアンは気温が高いうえ、冷房の効いている施設がほとんどなく(レストランやカフェでも、冷房の効いているお店はほとんどありません)、外に観光に出かけたりすると、大げさでなくサウナの中を彷徨っているような気持ちになります 笑。
リゾートタイプのホテルでは、かなりの高級ホテルでも、ロビーや朝食会場はオープンスタイルで冷房がなく、実質ホテルの部屋以外では冷房が一切ないという旅行になりがちです。熱中症にはくれぐれも注意です。観光は朝夕にまわし、昼間はホテルのプールやカフェでゆっくりがお勧めです。
散策する場合も、しばしばカフェ等で休憩しましょう。
当然ながら、帽子、サングラス(日本で掛け慣れていなくて恥ずかしいという方も、ぜひお持ち下さい。紫外線がすごく強いので)、日焼け止めは必須。冷房よけの長袖服は、機内を除きほぼ不要です。
9月~11月は雨季×台風シーズン
8月末から雨季に入り、雨が多くなります。ホーチミンの雨季のように、スコールがザッと降っておしまいではなく、半日しとしと降り続いたりすることが多いのが、中部の気候だそう。
雨だけならまだいいのですが、中部地域は河川が多く、また排水施設が整わないため、度々冠水したり、時には洪水が発生することも。
在住されている方々からの情報でも、あまりこの時期の旅行はお勧めされておらず、できれば、この時期は旅行を避けたいところです。
12月月~2月は雨季ながら、観光目的ならあり
12月から2月頃は、雨季とは言え、台風シーズンは終わり、フライトや洪水の心配はなくなります。
海水浴やプールを楽しむには寒すぎる日が多いのですが、海は波が高いので、サーフィン等のマリンスポーツを楽しむ方に人気のシーズンだそうです。(逆に夏期は波が低くてサーフィン等には向かないそう)
気温は観光にも適した「暖かい」日が多いそうですよ。
リゾートよりも観光目的で、数日雨が降っても構わないという方は、費用の安いこの時期を狙うのもいいかもしれませんね。暑さで体力を奪われにくいので、フエ、ミーソン遺跡、ホイアンの3つの世界遺産を巡る旅も良いのではないでしょうか。
但し、ベトナムでは旧暦のお正月「テト」の時期には、ほとんどのお店が閉まってしまい観光に適さない時期となります。テトの日付は毎年変わりますが、1~2月頃のことが多いですので、必ず事前に調べて出来る限り避けたほうが良さそうです。
服装に関しては、長袖シャツやTシャツ一枚では寒い日も多いようです。長袖服の上に着られるパーカー、カーディガンや薄手のアウターもあるとよさそうですね。
雨具も必携です。