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【泊まる編3】ベトナムのホテルの格付(星の数)は当てにならない

ホテル選びの一つの指標となるホテルの星の数(ホテルレート)。

多くの方が参考にされていると思いますが、実はこの星の数とというのは、世界的な基準はなく、国や地域、或いは格付け機関等がそれぞれ異なる基準で各ホテルの格付けをしている、割と曖昧なものなのだとか。

とは言え、欧米諸国、或いは韓国や香港等でホテルを利用する限り、公開されている星の数と実際利用した時の実感が大きくかけ離れていることは少ないですよね。

ですが、ベトナムではこれに関してかなり注意が必要という気がしています。

我が家では、これまでにホイアン、フエ、ホーチミン、ファンティエット(南部のリゾート都市)で、5つ星、4つ星、3つ星に格付けされているホテルに合計10軒ほど泊まりましたが、特に4つ星に格付けされているホテルのバラエティに富み過ぎている(笑)点には大変驚きました。

ホテルレートが全く当てにならないとまでは言い切れませんが(ホーチミンやハノイなら的確なのかも…)、同じ5つ星、4つ星とされているホテルでも、こんなに違いがあるということを知って頂けたらと思い、限られた範囲ではありますが、私の宿泊体験を掲載しておきます。

5つ星ホテルについて

ダナン・ホイアンエリアはベトナムを代表するリゾート地のひとつですので、インターコンチネンタルやフォーシーズンズ等の世界的なホテルグループから、地元資本の比較的お手頃なリゾートホテルまで多くの5つ星ホテルが存在しています。

一言で5つ星と言っても、もちろんその内容は様々。私の主観では、ダナンやホイアンに於ける「5つ星ホテル」は、「比較的広めの敷地とプールや複数のレストラン、スパやフィットネスルームといった設備を備えた一定規模以上のホテル」という印象で、ソフト面はあまり加味されていない気がします。

5つ星ホテルとされているホテルに宿泊した場合、設備やサービス等に関して、日本人の一般家庭の方が泊まるには、どのホテルを選んでもある程度満足感や安心感が得られると思います。

ただし、ホテルのラグジュアリー度に関してはホテル間での差がかなり大きいように感じました。

例えば、私たちが2018年に宿泊した、地元資本のお手頃5つ星パームガーデンリゾート。

※2018年の宿泊記も併せてご覧ください

敷地は広く、整備されたお庭に、広々としたプライベートビーチ、大きなプール、複数のレストランやスパ、フィットネスルーム、スタッフの英語力など設備的には十分。お部屋もきれいで、一般的なサラリーマン家庭の私たちに家族にとっては、高級感も感じられて十分に快適な滞在でした。

パームガーデン

しかし、ではインターコンチネンタルやフュージョンマイア等の超高級リゾートと比べるとどうか?という点においては、ラグジュアリー感が全く違うと言えると思います。(お値段も全く違います 笑)

ホイアン・ダナンでは他の5つ星ホテルに泊まっていないので、違う都市になりますが、2017年に宿泊したタイ資本の5つ星ホテルアナンタラムイネー(ベトナム南部)の写真もご覧ください。ラグジュアリー感という意味ではパームガーデンとかなり違いがあるのを感じて頂けるのではないでしょうか。

アナンタラムイネー

アナンタラの洗練されたラグジュアリー感と比較すると、ホテル全体のデザインも含めた雰囲気作りや、使われている資材等はかなりカジュアル感があります。スタッフも親切ながら雰囲気はフォーマルと言うよりざっくばらんな感じです。

小さい子連れにはむしろとてもお勧めですけれど、非日常的なラグジュアリー感を重視したい方には「これで5つ星?」となるのではないかと思います。

5つ星ホテルを検討される場合、基本的な設備に関してはどのホテルを選んでもそう心配はいらないと思いますが、ホテルの雰囲気を重点的に検討すると良さそうですよ!

4つ星ホテル

先にも書いたとおり、ベトナム中部ではホイアンとフエで合計5つの4つ星ホテルに泊まりましたが、そのレベルのバラエティ(?)に富んでいることには、本当に驚きました。

ホーチミンやフエといった他の都市とのレベルの違いがあるだけならともかく、同じホイアンの4つ星ホテルでもホテル間でかなりの差があります。4つ星になりますと、雰囲気が違うというようなソフト面ではなく、ダイレクトに設備面で異なってきますから、5つ星レベルのホテルを選ぶときよりも、更に注意が必要です。

ベトナム中部の4つ星ホテルというのは、私の個人的な印象では、中規模以上のホテルで、プールとレストランが1つ以上あり、形ばかりでもフィットネスルームがあるホテルのこと。

ホテルのお部屋の内装やスタッフの英語力などには驚くほど差があります。

例えば、この中では一番高級感が感じられたホイアンビーチリゾートはこんな感じ。

ホイアンビーチリゾート

ホテルスタッフの英語は流暢で、朝食の種類も豊富。お部屋の内装もモダンアジアンと、都会的で、電話すればすぐにスタッフがお部屋に来てくれます。プールも二つ。スパは専用の建物があり、アロマ香るお部屋に通されてとてもゆっくりくつろげます。

反面、私が一番???となったのが、ホイアンリバーサイドリゾート&スパ。

ホイアンリバーサイド

お部屋は古さはあるものの水回りは改装されており問題ありませんでしたが、全体的に設備が古く、スタッフも少ない。

そのため、せっかく素敵な川べりのロケーションなのに、エントランスからプール、レストランエリアに活気がありません。朝食の種類も、ホイアンの他のホテルの1/3という印象。スパもガゼボ(東屋)みたいな場所しかなくて…。スタッフは親切ですしコスパは良かったので、不満があるというのとはちょっと違うのですが、ホテルレベルとしては、どう考えても3つ星では?という感じです。

このホテルはホイアンで最初の4つ星ホテルらしいので、一旦登録されたら、格付の見直しがないのかもしれません。

まとめますと、4つ星あるいは3.5星程度に格付けされているホテルの場合、日本人が泊って驚くようなレベルの可能性は低いものの、期待したよりも素敵と感じるホテルと、「あれ?」と思う場合の差が激し(すぎる)ようです。特に古くからあるホテルには要注意。

事前にしっかりとtripadviserなどの口コミサイトを読み込むことが、5つ星ホテル以上に大切かと思います。

星以外の基準は?

星の数があまり参考にならないベトナム中部旅行。

では、ホテルのレベルを知るために何を参考にすればいいの?という声が聞こえてきそうです。

個人的な印象ではありますが、私としては、やはり値段が一番の指標になるように思います。

ホイアンは、旅行者の多いエリアですが、新しいホテルもどんどん増えていますので、ホテル側もゲストの獲得に熱心な様子です。口コミサイト等でも良い評価を得なければホテルの人気が下がり、結果としてお値段も下がりがち。

ExpediaやBooking.comといったホテル予約サイトで、目的のエリアのホテルを値段順に並べてみると、「なるほど」と思わされます。

宿泊したホテルを振り返っても、「これで4つ星?」と思うことはあっても、お値段を考えれば不満はないと感じる場合が大半でした。

当然のことですが、ベトナムでは特に星の数は参考程度に、口コミサイトやお値段をよく吟味してホテルを選ぶことをお勧めします。

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