【2026最新】なぜ今ベトナム旅行が人気?費用・治安・都市の違いまで解説

少し前まで、海外旅行は私たち日本人にとってもっと気軽なものでした。
週末+有給で台湾や韓国へ。
少し背伸びをしてハワイやヨーロッパへ。
でもここ数年で、その感覚は少し変わった気がします。
円安や世界的なインフレの影響で、これまで手軽に行けていた国で「高い」と感じることが増えました。
台湾や韓国も、以前ほど手頃とは言いにくくなり、バリやプーケットなどのアジアンリゾートも、思っていたより高い。
ハワイやヨーロッパは、ちょっと現実的ではない…。
「行きたいけれど、気持ち的にも少し遠い…」
そんな感覚の中で、今静かに存在感を増しているのがベトナムです。
価格は控えめだけど、非日常感があって、ちょっとした贅沢もできる。
その“ちょうどよさ”が、今の日本人の感情にフィットしているのかもしれません。
2025年夏 人気の海外渡航先にベトナム3都市がTOP8入り

Booking.com が発表した2025年「夏・日本人旅行者に人気の海外旅行先ランキング」では、ベトナムの都市が3つもTOP8入りしました。
| 順位 | 目的地 | 順位 | 目的地 |
|---|---|---|---|
| 1位 | ソウル(韓国) | 5位 | シンガポール |
| 2位 | バンコク(タイ) | 6位 | ホーチミン(ベトナム) |
| 3位 | ハノイ(ベトナム) | 7位 | セブ島(フィリピン) |
| 4位 | ダナン(ベトナム) | 8位 | 台北(台湾) |
私の周りでも「ベトナムに行ってきた」という声を、ここ1〜2年で明らかに多く聞くようになりました。でもなぜ今、ベトナムなのでしょうか?

今ベトナムが選ばれている5つの理由
1.無理しなくても、満足できる価格帯

ベトナムには直行便が多く、LCCも就航しているため選択肢が豊富です。時期によっては往復3〜4万円台で見つかることも。
さらに注目すべきは滞在費。
都市にもよりますが、2名1室で1泊1万円前後でもプール付きのリゾートホテルやコンドミニアムを探すことが可能です。
「格安で我慢する」のではなく、「安くても満足度の高い滞在ができる」。
このコストパフォーマンスの良さが、今の日本人旅行者にフィットしています。
実際に私は、中部のリゾート都市ダナンで一人1泊3,000円台(朝食・アフタヌーンティー・プール付き)のホテルに滞在しました。
いわゆる「安かろう悪かろう」とはまったく違い、想像以上に贅沢で、心地よいリゾートステイを体験できました。

2.遠すぎない距離感

日本から主要都市までは直行便で約5〜6時間。
時差も2時間と少なく、身体への負担が比較的軽い距離感です。
週末+1〜2日の休みでも無理なくスケジュールが組めるのも魅力。
「遠すぎない海外」という感覚は、忙しい社会人や子連れ旅行にとって意外と大きなポイントです。
3.都市もリゾートも、ひとつの国で

ベトナムは南北に長く、都市ごとに表情が大きく異なります。
・歴史と文化を深く味わう都市 ハノイ(北部)
・リゾートと街歩きが両立する都市 ダナン(中部)
・活気とビジネスが交差する都市 ホーチミン(南部)
都市観光も、ビーチリゾートも、世界遺産も。
「何を優先するか」で行き先を変えられる柔軟さがあります。
4.どこか懐かしくて、どこか洗練されている

ベトナムは中国文化の影響と、フランス統治時代の文化が重なり合う国。
コロニアル建築、カフェ文化、デザイン性のあるホテルやショップ。レトロなのに、どこかヨーロッパの空気を感じる。
そんな洗練されたベトナム独自の美学が、感度高めのオシャレな女性たちから支持を集めています。
5. 今の日本人の気分にフィットしている

豪華さやステータス、過度な消費よりも、
- 無理をしないこと
- 消耗しないこと
- 体験としてちゃんと価値があること
そんな価値観が、ここ数年で確実に強まっています。
国内リゾートホテルの価格が高騰するなか、総額で見ればベトナムのほうが抑えられるケースも少なくありません。
“背伸びしない海外”でありながら、日本では味わえない非日常がある。
緊張は少なく、満足度は高い。
その絶妙なバランスが、いまの時代の気分に合っているのです。
ベトナム旅行の基本情報(初めての方向け)

1.ベトナムの治安はいい?悪い?
ベトナムの治安は比較的良好ですが、スリや置き引き、ひったくりなどの軽犯罪には注意が必要です。
特にハノイやホーチミンの中心部、観光客が多いエリアでは警戒度が上がります。一方で、リゾート都市ダナンは、前述の2都市と比べると落ち着いていると言われています。
過度に心配する必要はありませんが、基本的な防犯意識を持つことが大切です。
2.ベトナム旅行に観光ビザは必要?
日本国籍の場合、観光目的で45日以内の滞在であれば、ビザは不要です。45日を超える滞在や、観光以外の目的の場合はビザが必要になります。
渡航前に最新情報を確認しておくと安心です。
3.ベトナム旅行 何泊あれば楽しめる?
2泊3日の弾丸ツアーなどもありますが、ゆとりを持って楽しむなら、一般的には3泊4日〜3泊5日以上がおすすめです。
実体験としても、1都市だけなら3泊4日で十分満喫できますが、2都市以上を回る場合は4泊5日以上あると安心です。
移動日も含めて計画すると、旅の満足度がぐっと上がります。
4.ベトナム旅行 費用はどれくらいかかる?
気になるのは、やはり予算。あくまで目安ですが、オフシーズンにLCCとスタンダードホテルを利用した場合、以下のようなイメージです。
■ 3泊4日の場合
総額目安:約9.1万円〜/1人
(内訳例)
- 航空券:約5万円〜
- 宿泊費:約1万5,000円〜
- 食費:約8,000円〜
- Wi-Fi:約2,000円
- 現地交通費:約4,000円
- 観光費:約1万2,000円
5.ベトナム旅行 食事は合う?辛くない?
ベトナム料理は、蒸す・煮るといった調理法が多く、辛さは控えめで比較的やさしい味付けが中心です。
パクチーやハーブを使った料理も多く、好みが分かれることもありますが、別添えにしてくれることが多いため、苦手な方でも調整しやすいのが特徴です。
なお、水道水は飲めないため、飲み水はミネラルウォーターを利用します。
6.英語は通じる?
観光地やホテルでは、英語は比較的通じます。
一方で、タクシーの運転手などは英語が通じないこともあります。
ただし、現在は配車アプリを利用する人も多く、アプリ上でやり取りできるため、そこまで心配する必要はないでしょう。
簡単な単語や翻訳アプリがあれば、より安心です。
7.クレジットカードは使える?
ベトナムでは、他国と比較するとクレジットカードが使える場所はやや限られます。
大型ショッピングモールやホテル、大手チェーン店では利用できることが多いですが、観光地であってもローカル店では現金のみという場合が少なくありません。
また、カードが使える場合でも、利用時に手数料を上乗せされるケースがあります。全体としては、まだ現金優位の社会という印象があります。
ベトナム旅行がおすすめな人

✔ リゾートと街歩きを両方楽しみたい人
✔ 価格と満足度のバランスを重視する人
✔ 女子旅(カフェ・スパ・写真映え)
✔ 子連れファミリー(食事がやさしくリゾートも豊富)
✔ 初海外でも挑戦しやすい国を探している人
✔ すべてが整い切った環境を求める人
✔ 高級感やステータスを最優先する人
✔ 東南アジア特有の活気やバイク交通が苦手な人
ベトナムは快適ですが、先進国のような完全に整った環境ではありません。その“少しの荒削りさ”も含めて楽しめるかどうかが、相性の分かれ目になります。

ベトナム旅行に行くなら、どの都市を選ぶ?

ベトナムは、都市ごとに空気がまったく違い、選ぶ都市によって旅の印象は大きく変わります。
- 歴史と自然を味わうならハノイ
- 発展する都市文化を体感するならホーチミン
- リゾートと街のバランスを楽しむならダナン
それぞれの違いや向いている人をもう少し詳しく知りたい方は、
下の記事で3都市を比較しています。

まとめ|ベトナムは今の時代に合った海外

先進国すぎず、どこかレトロ。
整うべきところは整っている。
遠すぎず、現実的な距離感。
そして、お財布にも無理がない。
豪華さやステータスではなく、“心地よいバランス”で選ばれる国。
この「ちょうどよさ」が、今の時代に、静かにフィットしているのかもしれません。

