写真嫌いの私が「写りたい」と思った街 ― ホイアンのランタンと古都の魅力

こんにちは。編集部のあさこです。
私は昔から、写真を撮られるのが大の苦手でした。
子どもが生まれてからは、子どもの写真を撮る機会は増えましたが、自分が写ることにはどこか抵抗がありました。ぎこちない自分を見るのが嫌で、旅のアルバムも風景や家族の写真ばかり。自分が入っている写真は、ほとんど残っていません。
そんな私が、生まれてはじめて「自分も写真に写りたい」と心から思った場所があります。
それが、ベトナム中部の古都・ホイアン。リゾート開発が進む都市ダナンから車でおよそ1時間、世界遺産にも登録されている小さな街です。
なぜ、ホイアンはフォトジェニックなのか


ホイアンは、ただの“映えスポット”ではありません。
歴史を刻んだ街並みが数百年の人々の営みを物語り、その重みが訪れる者に深い余韻を残すのです。



夜になると、街全体がランタンの柔らかな光に包まれ、川面には歴史を刻んだ建物が灯籠の光に照らされ、幻想的に浮かび上がります。

ゆったりとした時間の中に身を置くと、まるで自分が物語の主人公になったかのような気分を味わえます。ホテルを背に何気なく撮った一枚でさえ、なぜかゴージャスに映るのです。
ホイアンは、ただ美しいだけでなく、そこに立つ人までも輝かせてくれる、不思議な力を持った場所なのだと思います。
ホイアンでおすすめのフォトジェニックスポット4選
ランタンに照らされる夜の旧市街
ホイアンといえば、やっぱり旧市街!特に夜は、街全体がノスタルジックな雰囲気に包まれます。ランタンの柔らかな光が町を照らし出し、どこを切り取っても絵になる美しさです。



黄色い壁と植物のコントラスト
夜の幻想的な光景とは対照的に、昼の旧市街は黄色い壁と花や緑、そして鮮やかに咲き誇るブーゲンビリアが映え、明るく開放的な雰囲気を感じさせます。



空と緑と水辺 ― 自然に包まれるホイアン
ホイアンは自然も魅力的です。青く広がる空の下、トゥボン川沿いには豊かな緑が広がります。観光客でにぎわう旧市街から少し離れるビーチもあり、リラックスした表情の一枚が残せるでしょう。



ホイアンインプレッションテーマパーク
ホイアンの歴史を体感できる大迫力のエンターテインメントショー「ホイアンメモリーズ」が見れる施設。実はこの施設、園内のフォトスポットも充実しており、散策や撮影も楽しめちゃうんです!



最後に
ホイアンは「写真好き」な人はもちろん、「写真が苦手」な人にこそ訪れてほしい街です。
無理に笑顔を作らなくても、自然体のまま景色と調和し、自分自身が美しく映し出されるからです。
写真を撮ることが目的ではなく、
写真を通して“自分を好きになれる”こと。
それこそが、ホイアンが持つ一番の魅力なのだと思います。
あなたもきっと、新しい自分に出会えるはず。
私がそうだったように。